23 カルカッタコンクエストMD 300XGを購入

唯一所有していなかったルアーキャスティグ用の300番ベイトリール。一応、ベイゲーム300は船釣り用に所有していますが、ほぼ出番なく。

昨年、スコーピオンMDが発売された時に買おうか結構悩みましたが、色々と思うところがあったので購入は見送りました。今年は、年末からの疲れが長引き、釣具の新製品はノーチェックでしたが情報が更新されたタイミングでチェックしているとコンクエスト300がMDになって登場している！

今年のコンクエストは順番的にやっぱり300、400が来た！

予約したは良いが…いつもの延期

最近のシマノお得意の延期が続いたのと他のものが必要になってしまったこともあり一旦、キャンセルをしてしまいました。結局、気になってしまい発売を確認してから再注文しましたが、左巻きのLHに至っては延期した上に発売が未定になる予想外最悪のパターン。

色々事情はあるのかとは思いますがどうにかしてほしいですね。

23 カルカッタコンクエストMD 300XG 

ともあれ、いつもの黒い箱が無事に到着。

全てXG仕様に

実は300番のベイトリールは18コンクエスト300が出た時にも買おうか悩んでいました。これを言ったら本末転倒ではありますが、21,22コンクエストの記事の時にも書きましたが、以前のカルカッタは200番の時点で私には大きさがちょっと合わず、さらにその上の300番となると手首の状態的にも難しかった。

21コンクエストが200番でもかなりコンパクト化され、パーミングもしやすくなったこともあり、23コンクエストMDの300番は以前の200番クラスの大きさとの事。

そして、何よりもギア比が低かったのも気がかりでした。今回はローギアなしのオールXG。昨今の300番というジャンルからのシチュエーションとニーズに合わせてきました。

LHって何？

すぐにロングハンドルの略なのは分かりましたが、今の流行的にはやはりこちらの方が人気なんですよね。みなさん、サードパティの品薄になっているハンドルに付け替えているくらいですし。

ベイゲーム300がロングハンドルだからルアーキャスティングで使わないのもありますが、個人的にはルアーキャスティングの場合、やはり45mmの方がしっくりくるので、今回も通常の45mmを選びました。

300XGはハンドル部分の肉抜きはされていませんが200XGとハンドル長、ノブ共に同じです。

ただ、私が今までやってこなかっただけで、ビッグベイト、ジャイアントベイトを扱う場合、リーリング操作を多用することからLHでも良かったのかなとは少なからず感じてはいます。

23 カルカッタコンクエストMDのスペック

22 カルカッタコンクエスト200XGとの比較

もちろん、現行の200番よりは大きくはなるものの、22コンクエスト同様にパーミングもしやすく印象としては昔のカルカッタ200XTのようなサイズ感で大きすぎると言った印象はありません。

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PEラインの糸巻量

最近でこそ、PEライン糸巻量の記載があるリールが増えてきましたが、用途がブラックバス寄りだったりするとPEラインの表記がない場合もあります。

そう言った場合は、私はシマノのサイトにある糸巻量計算ツールを使用しておおよその長さを把握するようにしています。

アバニ キャスティングPE SMP

PEラインをどれにしようか、かなり悩みましたが今回はビッグベイト専用としてPE5号なのでベイトリールでも8本撚りで大丈夫だろうと信頼のアバニシリーズからSMPを選びました。

個人的にベイトリールの場合、PE2号くらいまでだとやっぱり4本撚りの方が安心感がありますが、PE4号以上になると8本撚りでも問題ありませんでした。SMPの柔らかさも心配だったのですがトラブルはありませんでした。多くの方がベイトリールにおいても使われているという証です。

少し価格の高いSMPですが、300XGのPE5号の糸巻きは140mなので、300mを買えば、おおよそ2回巻けます。200m巻きと300m巻きの価格差は大きく変わらないので200mではなく、300mを購入した方が結果的に安く、半端も無駄にもならず、オススメです。

バックラッシュの不安感なし

中学生の頃に買ったスコーピオン1501、カルカッタ100XT以来となる懐かしのSVS！昔は透明とグレーを選んで付けれましたね。

構造的にブレーキが強めのリールだとは思いますが、ここまでバックラッシュの不安がないリールは初めてです。かと言って、飛距離が出ないわけでもなく、快適そのものです！

XGの恩恵

22コンクエスト 200XGでも書きましたが、101cmとさらに巻取りが多くなったのでXGの恩恵を更に感じることができます。

今回、メガドッグといったビッグペンシルでテストしてきましたが、この重量のルアーになると私のような非力な筋力では、ロッド操作による長時間のドッグウォークを続けるのは厳しいです。

そこでリーリングによるドッグウォークをするのですが、今までに感じたことがないくらい快適でミスも少なかったです。

ビッグベイトではなく、DOG-X DIAMANTEでも同様の操作をしたところ、ベイトフィッシュが高速で逃げ惑う、スキッピングのような良い感じのドッグウォークで思わず、唸ってしまいました。大型のルアーのみならず、リーリングによるアクションがとても良いです。

リーリングのドッグウォークのコツ

リーリングのみでのドッグウォークは柏木さんの教えで中学の頃からやっています。コツとしては普段であれば、ドッグウォークやトゥイッチなどアタリを取るためにもラインに対してロッドディップは角度を付けると思いますが、リーリングだけでアクションさせる場合はルアーとライン（ロッド）を一直線にする事です。

こうする事でロッドティップによる吸収が減り、リーリングの力がルアーへ一気に伝わり、キビキビとした動きが出しやすくなります。この角度の違いでアクションの違いは雲泥の差です。