以前から尺メバルを狙ってはいますが、徹底的に通っているわけでもないので釣行回数は少なめです。
今回も尺狙いをする為に西湘サーフへ出撃。数年前、サーフエギングではよく通いましたが、西湘サーフでのメバルのイメージは少なく、アオリイカ、メバル(尺)などの情報は一般的にはほとんど出てきません。湘南シーバスの外道でアオ[…]
久しぶりの尺メバル狙い
今年は色々とあり、4月に入った段階でやっとメインとしての釣りに出かけることができました。暖かくなってきた事もあり、狙う魚種が増え困り始める時期でもありますが、今回は尺メバル狙いです。
場所は地元の西湘エリア。ポイントとしてはサーフ、ゴロタ場、磯が挙げられますが、いつもの通り、人が少ない場所を選びたいので今回はゴロタ場を選びました。
何よりも安全装備が重要
夜のゴロタ場になりますので安全が最重要事項になります。当たり前ではありますが、ライフジャケットにスパイクシューズ、ライトはヘッドライトとライフジャケットに装着できるタイプの物を持っていきます。
真っ暗闇のゴロタ場や磯では万が一ライトが故障すると移動が困難になり、命にかかわりますので必ず2つは必須です。私は充電池対応のヘッドライトを使用していますが、長時間になりそうな時や初めての場所などは予備の電池も持っていきます。
サブとして使用しているゼクサス ZX-250は単三電池一本で動き、重量も軽くアタッチメントとして付属してきたベルクロでライフジャケットに装着しています。ルアー交換等は極力こちらだけで済ませて、メインで頭に装着しているハイパワーのZX-350は移動時に使用するようにしています。
ZX-350は今回のような雨の場合でもIPX6相当の防水仕様なので安心です。ZX-250は販売終了をしているようなので後継として近いのがZX-255かなと思います。
ウェーダーを着用していますが、落水すると命に関わってきますのであくまでも波避けとしてです。夏場は短パンスタイルですが、春先はウェーダーにしています。
ベイトフィッシュ
今の時期のベイトフィッシュとして多いのが稚鮎です。
この数日前、漁港にて小学生以来のトリックサビキ釣りをしましたが、稚鮎の多点掛けで楽しみました。友人が釣ったメバルの胃袋にも稚鮎が入っており、愛用のトライデントとサイズも同じでまさにマッチザベイトになることを確認済みです。
飛距離が重要
干潮時のゴロタ場ではルアーの回収時にシモリや岩などでスタックしやすくなり、立ち位置も含めてかなり気を使うことになりますが、今回はどうしてもプラグで狙いたい気持ちがあったので、今日はプラグのみのボックス1個をもって出撃!
三浦半島の磯などで尺メバルを狙う場合、スリットなどのピン打ちをする事が多く、飛距離はそこまで重要ではありませんが、西湘のゴロタ場においては潮位によっては飛距離が重要になる事が多く、一般的なメバル用のプラグではなく、シーバス用として売られているものをメインとして使用します。
尺メバル、ギガアジ狙いのジグヘッド
ジグ単やフロートを使う場合は基本は太軸です。メバル用として売られているものは軸が細く、尺狙いでは伸ばされてしまう可能性があります。その為、ブラックバス用として売られているものがおすすめです。
がまかつのラウンド25を愛用していたのですが、見かけなくなってしまい購入しにくくなったので、現在はがまかつのホリゾンヘッドに切り替えました。
ラウンド25同様にワームのストッパー部分が小さいので細めのワームが裂けにくく、重さ、フックサイズも細かく選べるので現在はこれに落ちついています。
早々に良型を釣られる
かなり、やり込んでいる友人に早々に良型を釣られました。ここ最近、西湘エリアにて良型をアブれ無しの驚異的な確率で釣っていて流石です。
見た感じ、久々に見た良型のメバルだったので、尺にいっていそうな感じでしたが、29cmの泣き尺でした。プラグはもちろんシーバス用のミノーです。
ノーバイトが続く
友人は毎回釣っているわけですが、当然、西湘エリアに加え、尺狙いですのでそんなに甘いものではなく、安定のノーバイトです。
シモリが多いゴロタ場でプラグを使う場合、基本、表層を狙いますが、反応が無ければ数秒単位でカウントして沈めます。しかし、気を抜いて手前まで引きすぎると高確率で根がかります。
貴重なライズショットスティックに変えて数投、ほんの少し欲を出した瞬間、根掛かってしまい『やってしまったぁ』と思いましたがなんとか回収できて一安心。 友人もそれ以降はノーバイトのようです。
昼間は暖かく天気が良かったですが、なんとなく、にわか雨が降る気がしていたので移動時は暑いもののレインウェアを着ていきました。 その予想だけは当たり、大粒の雨が降り出してしまい、ノーバイトも続く、やはり修行な釣行になりました。
突然のバイト
下げ潮から上げ潮に変わり、予報的にも波がちょっとずつ上がる予報だったので時折波が大きく被り、立ち位置的にもちょっと危なくなってきました。安全第一ですので少し下がってキャストせざる終えなくなりました。
私は7.8フィートのロッドですが、やっぱりこういうシチュエーションだと手放してしまった8フィート以上のロッドが使いたくなります。
波は高くなってくるしノーバイトすぎて少し休憩をしていましたが、最後に頑張るかなと再開した頃には次第に雨も本降りになってきました。今回もやっぱりダメかもな〜と思い始め気を抜いてリトリーブしていると微かな違和感を感じ、自然と合わせていました。
生命感が!やっときました。
ポイント的にブレイクあり、手前はシモリありのシャローエリアなので主導権を握られないよう強めのファイトをし、今回は幸い足場的に比較的安易な場所だったのでそのまま、ズリあげてキャッチ。良いサイズのメバルだ!
なんとなく尺は無いかなと思っていましたが、測ってみると念願の尺メバルでした!!
尺メバル 32cm
しかも、今回の予定でもあるプラグで狙って釣りたかったので嬉しい!これぞ、尺メバル!といったカッコいい色をしています!
普段は釣ってもほとんど写真を撮らないし、メジャー置きの写真なんて長い釣り人生においても1、2回やったかな程度な私ですが、尺メバルは長年狙っていたものなので記念に撮りました。
雨も本降りで思うように写真は撮れなかったですけど、記憶の中に刻まれたので良しとします。前回、バラした時のような足場の高さだったらやっぱり、抜き上げられそうにないなと思いました。
早めの納竿
上げ潮に変わり、状況的に良さげな感じになってきましたが、雷が光り始めてしまったので一旦、ロッドを安全な場所において休憩をしていました。
しかし、雨がさらに強くなり、連続ではないものの何十分おきかに相変わらず雷も光るので、2人とも釣れた事ですし、安全を取ってそのまま納竿としました。
やはり、マズメのスパイクシューズが最強
ウェーダーはストッキングタイプを使用しており、フェルトスパイクタイプのシューズを履いているのですが、ピンはおまけ程度に付いている普通のタイプです。
まだ、履き始めたばかりですが、既にピンはフェルトよりも引っ込んでしまっており、ほとんどピンによるグリップをしてくれません。
その為、干潮時の露出した海藻系のゴロタに乗るとかなり滑るので相当怖いですし、なかなか安定してキャスティングもできず、ルアーをトレースできる立ち位置の制限が大きくなります。
そう考えると、マズメのスパイクシューズは今回のような相当滑る場所においても不安感なく移動ができるので、やっぱり最強だなと改めて実感しました。ウェーダー時のシューズとして履きたくなりますが、ストッキングウェーダーに3Lでキツくないのか心配で購入の決断はできないままです。
最近では、履いている方をよく見かけるようになりましたが、タイトルの通り、私にとってこれを超えるスパイクシューズはありません。これ以外のスパイクシューズはもう履けそうにありません。購入した経緯さかのぼること、10年以上[…]