21 カルカッタコンクエスト 100HGをパガーニトラッドリールシートに装着

21 カルカッタコンクエスト 100HGのオフセットグリップ装着について

21 カルカッタコンクエスト 100HGの箱

また、黒い箱が届いてしまいました。

21 カルカッタコンクエスト 100HG

以前から気になってはいたものの、DC 100HGがあるからと気にしないようにしていましたが遂に購入をしてしまいました。

コンクエストはBFSから300まで揃い、私の釣りにはもう十分です。

21-22 カルカッタコンクエストのスペック

品番ギア比最大ドラグ力自重スプール径/幅糸巻量ナイロン(lb-m)最大巻上長ハンドル長
1005.64.5kg220g33/1912-100/14-90/16-80/20-6558cm42mm
100HG7.44kg220g33/1912-100/14-90/16-80/20-6577cm42mm
2004.86kg235g38/2112-165/14-145/16-120/20-10057cm42mm
200HG6.56kg240g38/2112-165/14-145/16-120/20-10078cm42mm
200XG7.56kg235g38/2112-165/14-145/16-120/20-10089cm45mm

100番手は手に入りにくい状況

100と101は昨年頃から品薄状態が続いており、オークションでも高値になってしまっています。

メガバスのカゲロウにしてもそうですが、あまりにも見かけないので大手釣具店で店員さんに伺った所、お店に入荷しても少量なので予約している方へ振り分けられて店頭に並びにくい(特に101)とおっしゃっていました。

そんな状態なので以前から思い出した時にネットショッピングでチェックをしていたのですが、今回、在庫があるのを発見。調べると全国的にも入荷情報があったので生産したのでしょう。リールフットのシールも23年12月製造でした。

悩みましたがこれを逃すとまたいつになるか分からないと思ったので勢いで購入してしまった次第です。

想像以上のコンパクト

20 カルカッタコンクエストDC 100HGと21 カルカッタコンクエスト 100HG

以前に書いたレビューで20 カルカッタコンクエストDC 100HGと22 カルカッタコンクエスト 200XGが同等の大きさと書きました。

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21カルカッタコンクエスト 200HGのサイド

200XGが既に小さいので100番は昔の50XTのような感じだろうと思っていましたが、改めて思うのは本当に小さく、パーミングがしやすい。

オフセットグリップ装着について

今更ながらコンクエストの情報は出尽くしているので私は特に書く事もないと思います。それなら個人的に所有し、扱う道具としてのトッパー情報を書いておきます。

技徳ハンドルへの装着

メガバス パガーニトラッド リールシート22 カルカッタコンクエスト 200XGと技徳ハンドル

比較スライダーにしていますが、左が100HGで右が200XGの比較になります。装着できるのですが、わずかな干渉があると思います。

画像も少し分かりにくいのですが、100はハンドルのボディ横とぴったりで隙間がほぼ無く、200はハンドルとの間に隙間ができる上にわずかに外へズレるのでハンドル側面に当たらなくなる感じです。

22 カルカッタコンクエスト 200XGと技徳ハンドル 横から

リールが嵌らないとか浮いてしまうというわけでは無く、カムレバーがハンドルに接触するかしないかの本当の誤差程度なので気にしない人は気にしないかと思いますが、私は気になるので技徳への装着はやめておこうと思います。

技徳で使いたかったなぁ。もちろん、テンリュウ スピードスティック専用の技徳ハンドルも同様の干渉でした。

レジオングリップへの装着

21 カルカッタコンクエスト 100HGとレジオングリップ22 カルカッタコンクエスト 200XGとレジオングリップ

こちらも装着は出来てしまうのの、技徳ハンドル同様に誤差程度の接触(レバーがわずかに押されている印象を受けた)があると思います。

レジオングリップにも付けれないのはちょっと予想外でした。新タックルの構想が崩壊しました…。

21 カルカッタコンクエスト 100HGとレジオングリップ 横から22 カルカッタコンクエスト 200XGとレジオングリップ 横から

メガバス パガーニ トラッド リールシート(チャッカーグリップ)への装着

21 カルカッタコンクエスト 100HGとメガバス パガーニトラッド リールシート

こちらはカムレバー、クラッチ等の干渉なく、装着可能です。見た目もかっこいい!

カムレバーの位置が原因

17 カルカッタコンクエスト BFSと21 カルカッタコンクエスト 100HG

コンパクトさが逆に仇となってしまった感じです。

17コンクエスト BFSは21コンクエストと同様のサイズ感なのですが、技徳にしてもレジオングリップにしても装着可能です。その為、調べる事もなく使えるだろうと思って購入しました。

17コンクエスト BFSが装着できる理由はカムレバーの位置が真下ではなく、クラッチ側の手前なのでグリップ本体に干渉する事なく使えるという事です。

21コンクエストは17コンクエスト BFSとは異なる新しい設計なので仕方ありませんが、ちょっと残念で悔しいですね。

17 カルカッタコンクエスト BFSと技徳カーボンキャスティングハンドル2

調べてみるとオフセットグリップを主に使われている方が同様の情報を出していました。21コンクエストの100番をオフセットグリップで使いたい場合は調べてから購入した方が良さそうです。

14コンクエスト 100を私は所有しておりませんが、14コンクエスト 100の場合はレジオングリップやフジグリップなど装着に問題がないという事なので、21コンクエスト 100はカムレバーの位置変更によって、グリップ選びが厳しくなったという事で良いと思います。

200番は問題なし

上の比較画像の通り、22カルカッタコンクエスト 200番に関してはカムレバーがグリップ部分より外側へ離れて干渉しないので技徳ハンドル、レジオングリップともに装着可能で問題ありません。

100番のみ使うグリップによってはシビアという事です。

24カルカッタコンクエスト シャローエディション

カムレバーの位置など実物を見ていないので確定ではありませんが、ボディや設計が21コンクエスト 100と同じとの話なので恐らく、24コンクエスト シャローエディションも同様だと予測します。

カルカッタコンクエスト100〜300

現行の同じボディ仕様が揃ったので並べてみました。

300番のオフセットハンドル装着

補足として書いておきます。

23 カルカッタコンクエストMD 300XGのオフセットグリップ装着ですが、技徳カーボンキャスティングハンドルは問題なく装着可能です。雰囲気はAbuの5000番を乗せているような感じです。

昔のフジグリップにはリールフットが大きく入らず、装着できませんでした。

レジオングリップに関しては同様にリールフットが大きい為、不可だと思ったのですが、ちょっと無理をして入れるとスポンと嵌ってしまい装着出来てしまいます。しかし、今度は外しにくくなります(無理やり外した)のでご注意を…。

最後に

中学生の頃に初めて買ったカルカッタ100XT以来の金色100番にカムバックしましたが、何十年と変わらず金色の丸型が続いているのは凄い事です。

21 カルカッタコンクエスト 100HGをパガーニトラッドリールシートに装着

最近は無駄にジャンル分けされたリールが増え、青春のバイオマスターは無くなってしまいましたが、ツインパワー、ステラ、カルカッタとこれからも変わらず進化していってほしいですね。