新しくリールを買ったり、号数が変わり下巻きの量が変わってしまう場合、下巻きを合わせる必要が出てきます。
私の手順
- 巻きたいスプールに直接メインPEラインを巻く
- その上に下巻きを自分の好みの具合まで巻く
- 空スプールにそれぞれを戻す
- 巻きたいスプールへ通常通りに下巻き、PEラインの順で巻く
- 完成
PEラインを巻く時はしっかりとテンションをかける
ラインのブランドよりも一番大切かもしれません。
PEラインはナイロンラインのように棒を入れて、カラカラ巻くだけでは絶対にダメです。これではふわふわの状態で巻かれてしまうので後にPEラインが食い込み、それによって高切れやバックラッシュなどトラブルが起きます。下記に書きますが、何より適正な量が巻けなくもなります。
戻す時もテンションを!
ちなみにPEラインを空スプールに戻す時もしっかりとテンションをかけて戻します。メインラインのテンションについては当然、書いてあっても意外と戻す時の事を書いている人を見かけないのですが、みんな大丈夫なのでしょうか?私だけが何か間違っている?
テンションをかけずに空スプールに戻した後、PEラインを巻くと巻き戻した方のラインが下に食い込むはずなのですが…?ここを手抜きするとPEラインが食い込んで悲惨な目に遭います。(経験済)
過去にミスをしてSMPをダメにしてしまった時は泣きそうでした。14000XGとなると2、3回やるだけで泣きたくなりますが、今回、久々にやらかしてしまいました。
テンションの強弱でも巻ける量が大きく変わる
下巻きとメインのPEラインを巻く日が異なった上に、最初よりもテンションを強くして巻いてしまっていました。すぐに気づいてはいたものの、そんなに変わらないでしょう?と甘くみていたら、あら不思議。
合わせたはずの下巻きのままでは、メインPEラインが微妙に少なくなってしまった。まぁいいかとは思ったのですがやっぱり気になるので再度やり直しました…。本来はテンションも測って同じようにするべきなのですが、ここはいつも感覚で手抜きをしてしまっていますね。
巻き替えには高速リサイクラーを使うと便利
ちなみに巻き替えは第一精工 高速リサイクラーを使用しています。手軽にテンションを調節できるのでとても、便利です。購入してから十年以上使っていますが、いまだ壊れる事なく現役です。
ただ、空スプールに戻す時、スプール(スピニングの場合)を外して、手で押さえながらやるのが辛いのでもう一台欲しいと思いながらも数年の月日が…。リールのドラグでテンションをかけると熱で傷みそうなのでやっていません。
スペックの糸巻き量は参考程度に
よく下巻きを何メートル巻けば良いのか?と疑問に思い調べると思います。
上記の通り、人それぞれテンションの掛け方によっても変わりますし、同じ号数表記のラインであっても各メーカー、銘柄によって径に微妙な誤差が生じるのも事実です。
釣具屋の店員さんのようなプロフェッショナルでしたら計算して、すぐにぴったりと巻けると思いますが、私には無理なのでアナログなやり方ですがこれが一番ミスも無く、思った量を巻く事が出来ます。
使うラインはいつも同じ
ともあれ、ぴったし気持ちよく完成。大体、使うラインは同じなので一番最初だけやってしまえば次回から変更がない限り楽です。
ショアジギング、キャスティングのラインはいつも通り信頼のVARIVAS アバニ ジギング10×10。8000HGのキャスティング用はオシアEX8からVARIVAS アバニ キャスティング PE SMPに変更しました。